お花コラム
初彼岸のむかえ方
春と秋の年に2度訪れるお彼岸。
ご先祖様に祈りをささげる日本独自の行事です。
今回は、故人亡くなられてから初めてむかえる”初彼岸”についてと、供花の選び方についてご紹介します。
そもそも初彼岸とは、故人が亡くなられてから初めて迎えるお彼岸のことです。
四十九日が済んでいないうちにお彼岸の時期をむかえた場合、その次のお彼岸が初彼岸となります。
用意するものは?
初彼岸に関わらず、お彼岸に欠かせないものは”供花”です。”仏花”とも呼ばれています。
「ご先祖様に楽しいものを捧げ、ご先祖様をお飾りする」「花を供える人の心を清める」など、地域や宗派によって著説はありますが、これらの理由があるとされています。
花の他には、牡丹の花に見立て春の彼岸に供える「ぼたもち」。萩の花に見立て秋の彼岸に供える「おはぎ」も定番のお供えものです。
どんな花が良いの?
初彼岸、お彼岸に供える花には明確な決まりはありません。季節の花や、故人の好きだった花を供えてもいいと思います。
墓前には左右1つずつ花瓶が備わっています。お供えの花は2束で1対となります。もしすでに花が供えてあった場合は、先に飾ってある花を生かしましょう。持参した花の中から少し足すと、より華やかになります。枯れたり、しおれている花は取り除き、水を新しくすると長く飾れます。
いかがでしたか?
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