お花コラム

お正月の花

もうすぐ、新しい1年を迎えるお正月になります。

お正月は、年神様を家に迎えて、新しい年の始まりを祝う日です。

農耕民族だった日本人にとって、五穀豊穣の神である年神様は、子孫の繁栄を見守ってくれる、大事な神様として考えられています。

そんな年神様に、新年の幸せをもらえるよう、縁起の良い草花に願いを込めて、お正月の飾りに取り入れてきました。

お正月飾りには、角松・〆縄・〆飾りなどがありますが、他にも正月花と呼ばれる縁起の良い花も飾られます。

正月花には、さまざまな種類の花が使用され、それぞれに縁起が良いとされる理由があります。

今回は、お正月のアレンジ花に縁起の良い花をご紹介します。

 

若松

松は、神様が待つなど色々な意味合いがあります。寒い時期でも常緑でいることから、健康や長寿の祈願としても飾られます。

千両

寒い季節に、たくさんの実や花をつける千両は、豊かなイメージがあり「利益」「富」「財産」などの花言葉がつけられています。商売繁盛や金運向上といわれています。

葉牡丹

葉牡丹は、お正月の角松や生け花によく使われる植物です。「祝福」「利益」「愛を包む」などお祝い事にぴったりの花言葉が、つけられています。

菊の種類は多いため、花の大きさや形も品種によって、それぞれ特徴がわかれます。花の大きさは、小菊と呼ばれるものから、大輪の大菊と呼ばれる花径が20㎝以上のものまであります。菊は、お葬式や仏壇に供えられることが多いので、怖いイメージを持つ方も多いと思いますが、菊はお祝いの席でも用いられる縁起の良い花です。色によって花言葉は違いますが、全般は「高貴」「高尚」で気高く気品に満ちた花姿に由来しているといわれています。

今回はお正月に飾ると縁起が良いとされる草花をご紹介しました。

フラワーライフではお祝いのアレンジメントや花束もご用意できますのでお気軽にお問合せ下さい。

 

 

フラワーライフ太田  石川