お花コラム

秋のお彼岸に備えて

みなさんこんにちは。9月に入りましたがまだまだ残暑が厳しいですね…。熱中症対策からコロナ対策と今年は何かと大変ですが、落ち着けるときが来るまでみんなで頑張っていきましょう!

 

さて、9月といえばそろそろお彼岸です!今回のコラムは秋のお彼岸に備えてということで、ただお墓参りするだけでなく、お墓の掃除、お供え物と何かと準備が大変だと思いますが皆さんはもう考えていますか?

 

ちなみに2020年秋のお彼岸は

9月19日(土) : 彼岸入り

9月22(火)秋分の日 : 中日

9月25日(金) : 彼岸明け

となります。

 

 

お彼岸とは

せっかくお墓参りに行くのであれば、お彼岸について知っておくのも悪くはないはず…ということで少しお話したいと思います。

お彼岸は春と秋の年に2回行われます。春分の日と秋分の日を中日として前後3日間、計7日間をお彼岸の期間とされ、平安時代から続く仏教行事となっています。

 

由来  “彼岸”という言葉はインドから伝わったとされています。サンスクリット語に“パーラミター”という言葉があり、意味は仏教において仏になるために菩薩が行う修行のことで“波羅蜜(はらみつ)”とも訳します。このパーラミターという言葉が中国で“到彼岸(とうひがん)”と訳され、仏教が伝わる際に“彼岸”という言葉が日本へ伝わったとされています。

 

ですがお彼岸にお墓参りをするのは日本だけだそうで、昔から日本では太陽に豊作を祈願する習慣があり、それを春分の日に行っていたとの事。これを“日願(ひがん)”というのですが、この習慣に仏教が伝わったことでお彼岸が成り立ったとされているそうです。

お彼岸は供養するだけでなく、自然やご先祖様に感謝を捧げる仏教の伝統行事なのですね!

 

お供えする花

お彼岸でお供えする仏花、ここからは一般的によく使われる花をいくつかご紹介したいと思います。

菊、小菊  日持ちする花として有名な菊、供花や仏花の定番のお花ですね。お盆の迎え方でも紹介してますが、古くから邪気を払うとされさまざまな場面で使われています。

色も豊富ですが、故人が亡くなってから日が浅いうちは淡い色を選ぶのがベスト。

リンドウ(竜胆)  夏のお盆や秋のお彼岸でよく使われるリンドウ、比較的持ちも良いので自宅用としても多くの方が使われるのではないでしょうか。

定番の青の他にパステルブルーやピンク、白もあります。故人の性別によって色を変えてあげるのもいいかもしれないですね。

ケイトウ(鶏頭)  こちらも夏から秋にかけて出てくるお花で、供花で多く使われます。長持ちするお花ですが茎が弱く腐りやすいので、輪ゴムで留めたままよりはばらして飾ってあげると良いです。

写真の色はオレンジですが、他にも赤や黄色、ピンクや紫などカラーバリエーションがとても豊富です。

 

その他に…

最近では、故人の好きだった花や好きな色を選んで入れてあげる方も多くいらっしゃいます。生前どのような方だったのかを改めて思い出してみて、今回のお彼岸にはいつもと違う供花を準備されてみるのもいいかもしれないですね。

一般的に“棘のある花”、“匂いの強い花”、“毒のある花”はタブーとされており、お墓にお供えする場合は外に飾るので日持ちする花を選ぶのが良いです。

 

最後に

フラワーライフ各店舗ではお彼岸フェアも開催予定です!ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。詳細は後程、お知らせにてお伝えしますのでお楽しみに!

このコラムを読んでいただいてもし、今回のお彼岸は故人様に合わせた供花、アレンジなどをお供えしてみようとお考えの方は、メール・電話・ホームページ(ご注文ページhttps://flower-life.jp/order/)からご予約いただけます。この機会にぜひご利用ください!

 

 

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