お花コラム

ドライフラワー ~ミモザ編~

毎年3月8日は国際女性デーです。国連が国際婦人年の1975年、女性の権利向上や差別の撤廃を、目指して定めた日です。

イタリアでは、ミモザが黄色い花をつけるこの季節のこの日は、「ミモザの日」と呼ばれ、日ごろの感謝の意味を込めて、妻や恋人、身近な女性などにミモザの花を贈る習慣があります。

また黄色は、春を象徴する色とされ、黄色い花は寒く厳しい冬が終わり、暖かな春が来たことを告げる、幸せな花と呼ばれています。

あまり馴染みはありませんが、日本でもミモザは人気で、関連したイベントや商品が販売されています。

今年の3月8日は、黄色い小さな花を咲かせる幸せの象徴のミモザを飾ってみませんか?

ドライフラワーの作り方

 

ミモザは、とても乾燥しやすい花で、ドライフラワーに適している花です。ドライフラワーにしたら長期間楽しめます。

 

ドライフラワーにするのには、色々な手法がありますが、今回は一番簡単にできるハンキング法をお話します。

方法は、生花を逆さに吊るすだけです。水がついていた部分を切り落として下の方の葉を取り除きます。

輪ゴムか麻ひもで縛り逆さまに吊るします。束をあまり大量に束ねすぎると、乾燥しづらくなるので注意します。

出来るだけ、晴れた日に乾燥して、風通しの良い場所に吊るします。

縛った部分が乾燥して縮むので、落ちないように縛ります。その点を注意すれば、とても簡単にドライフラワーを楽しめます。

シルバーの葉のユーカリなどと一緒に作ると、黄色い花が協調されてよりかわいらしくなります。

 

 

 

 

 

 

ドライフラワーは、直射日光が苦手で劣化を早める原因にもなります。

太陽が沈む、西日の窓辺に黄色のドライフラワーを飾ると、風水的にも金運や恋愛運が、上がるとも言われています。

ぜひ、お試し下さい。

 

 

 

フラワーライフ太田  石川