お花コラム

10月に見頃を迎えるお花

さわやかな秋の風が心地よく感じられる今日この頃。

雲ひとつなく澄み切った空の下、何をするにも心地よく感じられる好季節となりました。

紅葉の便りが聞かれるころとなり、野山が秋の色に染まり始め、息を呑むような美しさです。

まだまだコロナ禍続き、不要不急の外出や移動が制限される日々が継続されています。

今回はコロナ禍でも、お部屋の中やお庭で秋の訪れを感じられる、10月に見頃を迎えるお花を紹介したいと思います。

【菊】

天皇家の御紋章にもなっている、サクラと双璧を成す日本を代表するお花です。

菊の開花は9月から11月ですが、10月の時期は特に見頃です。

育て方の簡単な鉢植え用の洋キク(ポットマム)もあり、室内でも鑑賞できるよう広まっています。

花の色には白、黄、オレンジ、複色などがあり、日本の秋を楽しむのにお勧めのお花です。

【シクラメン】

冬の代表的植物でもあるシクラメン。10月頃から開花し始めます。

花の少ない冬の季節こそ楽しめるお花ですね。

秋になると鉢植えが出回り始めます。シクラメンといえば下向きの花から上に反りかえった花びらが出ているものが知られていますが、最近では上向きの種類もあるそうです。

【リンドウ】

リンドウは漢字で書くと「竜胆」となるそうです。

これは漢方でとにかく苦くて「こんなに苦いのは竜の胆くらいだから」ということで、この字が当てられたそうです。

野に咲くイメージが強いですが、鉢植えでも楽しめます。

【ダリア】

ダリアといえば迫力のある皇帝ダリアを思い浮かべる方がいらっしゃるかと思います。

古くから品種改良されてきた人気の園芸植物になります。

花の色も黒と青以外はすべてあると言われるほど豊富で庭植え、鉢植え、切り花でも楽しめます。

 

 

 

 

 

 

 

【ガーベラ】

カラフルで陽気な雰囲気からフラワーギフトの定番でもあるガーベラ。

秋と春の2回開花時期を迎えて10月は秋のガーベラの最盛期です。

一重咲き、八重咲き、スパイダー咲きなど、咲き方にもさまざまな種類があります。

贈る相手のイメージに合わせて、花束やアレンジメントに取り入れるのもお勧めです。

先日、私もコスモスの花を見に行ってきました。

コスモス以外にも、サルビア、ラベンダー、アメジストセーといった、今が見頃のお花がたくさん咲いていました。

少し遠出をして見る、すすきやコスモスも素敵ですが、それ以外にも秋に見頃を迎えるお花はたくさんあります。

風情を感じて秋の夜長を満喫してみてはいかがでしょうか?

フラワーライフ高崎 牧元